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流産したら私の人生はどん底に落ちた ゆりこ

公開日: : 最終更新日:2016/03/21 取材報告

■ 不幸な人生

ゆりこさん(30代・アルバイト)は不幸ばかりの人生を嘆いています。
婚約者の裏切りによって貧困女子になりました。

28歳のとき、2つ年上の彼の子を身ごもりました。
3年間付き合ってきた大好きな彼の子なので、
嬉しい気持ちもありましたが、不安もありました。
しかし、彼はその不安を払拭してくれました。

「お前も子どもも幸せにする。結婚しよう。」

と言ってくれたのです。

すぐに2人でゆりこさんの実家に行き、
婚約したこと、子を身ごもったことを報告しました。
すると、父親は大激怒。

「絶対に結婚はゆるさん。もしするなら縁を切る。」

と言われてしまいました。
母は父ほど怒ってはいませんでしたが、

「今回の子はおろして、冷静に考えなさい」

と言われたのです。

両親の言動には頭にきたし、もう勘当されてもいいと思いました。
一方、彼氏の両親は妊娠をとても喜んでくれ、
結婚式などにかかる費用も負担してくれるといいました。

「親との確執は、時間をかけてゆっくりと解決しなさい」

と優しい言葉もくれました。

ゆりこさんは彼の両親とだったら良い関係を築いていけると実感しました。

彼女は大学を卒業してからずっと商社で働いていました。
責任のある仕事も任せられ、やりがいを持って仕事に
取り組んでいました。

仕事を続けたいという思いもありましたが、
つわりが酷かったし、寿退社というものに憧れもあり、
退職を決意しました。

しかし、退職から2ヶ月後に人生最大の不幸が起こります。

スーパーに買い物に出かけてとき、
階段を下っている最中に足を踏み外してしまったのです。
6段ほど転げ落ち、すぐに病院に運ばれました。

診断の結果、お腹の子は流産してしまいました。

彼の母親は大激怒です。
ゆりこさんの身体の心配など一切せず、子を亡くしてしまった
ことに対して厳しく責め立てました。

 

彼は「お前のせいじゃない」と言ってくれましたが、
今回の婚約はなかったことにするという母親の意見には
逆らってはくれませんでした。

■ 誰も頼ることができない

勘当同然で実家を飛び出したため、実家に戻ることもできませんでした。
婚約中、彼女の借りていたアパートで彼と同棲を始めましたが、
やがて彼は出ていきました。

職を失い、婚約者を失い、子も失った。
最悪の状況の中、誰も頼ることができませんでした。

■ 過去の職歴は役に立たない

貯金も使い果たし、生活に困ったため、退職した商社に
復職をお願いしました。
ところが、お願いできる仕事がないとの理由で
断られました。

仕方なく近くのスーパーでアルバイトをしています。
同時に就職活動をして正社員の求人に応募していますが、
面接にも呼ばれません。

たった一度の不幸で、貧困女子になってしまいました。

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