「おひとりさま」を覚悟した女
「おひとりさま」という人生
先日、テレビの特集で「おひとりさま」の生活を
取材していました。
主に女性なのですが、結婚適齢期を過ぎても
彼氏ができず、結婚は諦めている人たちの生活です。
彼女たちは基本的に一人でいることが多く、
焼肉を食べに行くにも一人で行きます。
また、女性のひとり客にも対応した焼肉店も存在します。
若いうちは女友達と食事をすることもあったのですが、
みな結婚してしまい、なかなか一緒に食事をすることが
できなくなりました。
職場の同僚女性たちもいるのですが、独身なのは若い子たち
ばかりだし、同年代以上の人は子供がいる人たちなので、
仕事が終わるとすぐに帰ってしまうのです。
両親が近くに住んでいないとなると、誰も誘うことが
できません。
取材を受けていた35歳の女性は、「おひとりさま」生活には
もう慣れたと言っていました。
今では、食事もカラオケもお風呂屋さんもひとりで出かけるそうです。
今年は久しぶりにスキーをしたくなりましたが、
誰も行ってくれる人がいないため、ひとりで行ったそうです。
婚活しても彼氏ができない
知り合いの37歳の女性にも「おひとりさま」がいます。
彼女もまた、結婚は諦めたと言っています。
まだ37歳なんだし、何も諦めなくてもよいのでは
と言ったところ、このように話していました。
「もう結婚しなきゃって思うことに疲れた。
出産だって難しい年齢になってきたし、普通の男と
付き合うのさえ難しい。かといって子持ちや再婚の
男性と付き合う気はない。」
彼女はごく普通の女性です。
特に太っているわけでもなく、容姿だって美人ではないものの
ブサイクではありません。
本人曰く、そんなに男性に対し、それほど高望みを
しているわけではないそうです。
ところがもう10年も彼氏がいないのです。
もしかすると、心のどこかでは高望みをしている
のかもしれません。
親孝行できない悲しさ
「おひとりさま」の女性たちはひとりでいることに
慣れたという人が多いです。
ひとりでも前向きに楽しい人生を歩んでいくと言います。
でも本心ではないような気がします。
単なる強がりなのだと思います。
その証拠に、未練タラタラというか、後悔している感じが
会話の中からにじみ出てきます。
特に親に孫を見せられなかったことに関して、
一番悔やんでいるようです。
女性は特にですが、自分の子を親に見せることが
最高の親孝行だと考えているからです。
まだ30代の女性なら、諦めないでチャレンジするべきですね。
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