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ワーキングプアから抜け出せない30代女性たち

公開日: : コラム ,

ワーキングプアに苦しむ30代女性

働いているのに生活が楽にならないワーキングプア。
その多くは30代女性に存在するようです。
なぜこの世代に多いのでしょうか。

ワーキングプアの実態

非正規雇用の増加、低賃金などの理由から、
普通に働いているのに生活が苦しい人たちがいます。
そのような状態をワーキングプアといいます。

性別問わず、どの世代にも存在しますが、
30代女性に多いと言われています。

その理由は、30代女性は「勝ち組」と「負け組」が
両極端であり、最近では「負け組」が増えているからです。

いわゆる「勝ち組」の人たちは、20代で結婚しているか、
独身であっても仕事で一定の成果をあげています。

結婚をしている場合は、仮に自分が非正規雇用でも、
旦那がメインで働いていることが多いため、
世帯所得はそれほど少なくはありません。

また、独身女性で仕事で成功している人は、
役職に就いており、男性と引けを取らない稼ぎがあります。

一方、「負け組」の女性たちは、独身でかつ十分な賃金を
獲得できていません。
そのようになってしまった一番の原因は、
転職の失敗にあるようです。

30代女性の転職失敗例

営業事務をしている38歳の独身女性がいます。
彼女は都内のアパートに一人暮らしで、
家賃7万円を支払うと残りは6万円となり、
生活は苦しいと言います。

この女性は高学歴で、28歳までは中小企業の営業マンでした。
その当時の年収は450万円。
女ひとりで裕福に暮らしていました。

しかし、スキルアップと賃金アップを図りたい一心で、
在職中に転職活動をします。
そして、一流企業の営業職に就くことができました。
転職して2年目の年収は600万円。
みごとに年収アップに成功するのです。

さらにその3年後、同業他社からのヘッドハンティングで
年収700万円で引き抜かれました。
実はこの2度目の転職が間違いでした。

約束の700万円が支払われたのは、
最初の1年目だけで、次の年は経営不振を理由に
500万円に減給。
さらに翌年は420万円まで下がりました。

頭に来た彼女は、年収700万円にしないのであれば
辞めると言い、そのまま自主退職しました。

次の就職先を探す前に辞めた理由は、
約束と違う扱いを受けたことのほかに、
半年ほど海外留学をするつもりだったからです。

そして、英語力を身に付けて望んだ就職活動。
自信満々でしたが、どこからも内定をもらえませんでした。
過去の経歴は良くても、半年間無職だったアラフォー女性は
なかなか雇ってはもらえないのです。

そして今、派遣社員で営業事務をしており、
月収は手取りで13万円ほどです。

楽に生きることができない30代女性

今、生活が楽ではない独身の30代女性は、
少なくとも1度は転職をしています。

そして、転職の度に所得は下がりますが、
高所得だったころの生活が身についてしまい、
低所得でも満足できる暮らしができないのです。

彼女たちがこのまま老人になると、年金だけでは生活が
できず、今以上の困窮した生活が待っていると
予想されます。

30代の今のうちの、何らかの手を打たなければ
なりません。

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