10代で妊娠した貧困女子
10代で妊娠すると貧困女子になるのか
10代で妊娠する女性の多くは、低学歴の人です。
女性に限らず、結婚が早い男女は低学歴であることが多い
という統計も出ています。
今回、17歳で出産した女性から、その後の人生について
聞きました。
彼女は現在34歳で、幸せな人生を歩んでいると言います。
しかし、彼女の同級生には、波乱万丈な人生を歩んでいる
女性もいるようです。
10代で妊娠すると貧困女子になる可能性大
34歳で3人の子を育てている由加里さん(仮名)は、
17歳で最初の子を出産しました。
その後すぐに結婚し、20歳で2人目、23歳で3人目の子を
授かりました。
若干34歳にして、高校生、中学生、小学生の子を育てる
主婦なのです。
相手の男性は現在41歳の会社員です。
結婚当初、社会人になりたての商社マンでしたが、
今は課長となり仕事は順調、年収も1千万円を超えたと言います。
由加里さんは日中4時間のパートに出ていて、
空いた時間に家事、育児、趣味などをこなし、日々の生活は
楽しいと言います。
40代前半で3人目の子が成人することを考えると、
早くに出産したことは良かったと言います。
しかし、由加里さんの高校時代の友達の中には、
10代で妊娠、出産して失敗したケースが多々あるようです。
相手の男性次第で貧困女子にならないことも
由加里さんは出産後、高校を中退しました。
子育て、主婦業に専念するためです。
3人目の子が小学校に入学した頃、せめて高卒認定くらいは
取ろうと考えましたが、高校中退でも特に困ることもなかった
ためにやめました。
パートくらいなら中卒でも問題ないというわけです。
ところが、由加里さんの友人たちは皆、高卒認定を取得した
そうです。
働くためにそうせざるを得なかったのです。
由加里さんの高校時代のクラスメイトの中には、
在学中に出産した女子があと4人います。
その4人のうち3人はシングルマザーで、もう一人は
旦那と子供2人の4人家族ですが、旦那が定職に就かないため、
貧困生活をしているそうです。
この4人の女性は、派遣社員として働き、月収15万円程度の
稼ぎがあります。
生活費を稼ぎながら、子育てや家事もしなければならず、
日々の生活は大変です。
一般的には10代で出産すれば、貧困女子になる場合が
ほとんどです。
由加里さんはごく一握りの成功した女性なのです。
何歳で妊娠するかは関係ない
今回登場した10代で出産した5人の女性のなかで、
由加里さん以外は10代の男性との間に子供ができました。
そのため、旦那に生活能力がなく、生活が困窮したのです。
さらに、相手の男性は俗にいうヤンキーであり、
遊ぶことが最優先となり、妻や子供の生活の面倒を見るという
意識が少なかったのです。
ただ、20代30代で妊娠した人にも、結婚後に貧困女子に
なった人は存在します。
そのため、女性が何歳で妊娠したかは、
貧困生活になるかという点においては、関係ないのかも
しれません。
問題なのは、相手の男性に十分な生活能力があったのか
ということなのです。
さらに、夫婦で子育てや日々の生活を切り盛りしようという
意識が大切です。
由加里さんが幸せになのは、夫婦仲が良く、
しっかりと子供を育てていこうという考えがお互いに
あったからなのです。
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