ボランティア女子の意味不明な活動
■ ボランティアが好きな女性
少し前にテレビでインタビューを受けている女性がいました。
その女性は卒業を控えた大学4年生で、
卒業後の進路について親との折り合いがつかないと
話していました。
女性は将来の希望について聞かれると、
ボランティア活動をしていきたいと堂々と答えました。
すでに働いている人からすれば、
「何言ってんだ、コイツ」
と思われるかもしれません。
始めに断っておきますが、ボランティアは
とても素晴らしいことだと思います。
しかし、親の金で大学を卒業させてもらう人間が、
就職もせずにボランティアをやると言うことに
違和感を覚えるのです。
■ 働くことの重要性
働くことの意義には人それぞれの価値観があると思いますが、
最初に考えるのは、生活するお金を稼ぐためであります。
卒業後にボランティア活動をすると言った女性には
その概念が欠落しています。
生活費はどうするのかと尋ねられると、
ボランティアの合間にアルバイトをするので生活はできると
言っていました。
どこに住むのかわかりませんが、その程度の稼ぎでは
生活するのは難しいでしょう。
仮にできたとしても、極貧生活は免れません。
もしかすると、実家に住み続けボランティア活動をする
と考えているのかもしれません。
それなら尚のこと親との確執が生じるでしょう。
そもそも、まともに働きもせずフラフラしているのなら、
大学を卒業する必要はなかったはずです。
一般的に大学4年間でかかる費用は、通学費やその他を含めると
700万円くらいかかると言われています。
そのことについて感謝しているようには見えません。
もちろん、大学に通うことは就職するためだけではありませんが、
それにしても、社会人となり働くことがどれだけ重要か
ということをまるで理解していないと思われます。
■ 理想と現実
ボランティア活動というのは、善意の気持ちで行うものであり、
大変すばらしい行為です。
しかし、あくまで余力で行うものです。
自らがしっかりと稼いでいなければ、その善意は
単なる理想で終わってしまいます。
このような価値観の女性は貧困女子になりやすいと思われます。
自分にも他人にも甘すぎるためです。
あまりよい例えではありませんが、
彼氏に貢いだ挙句、捨てられるタイプだと言えます。
現実を見つめて、就職活動をして、
初任給で親にプレゼントをするくらいの優しさが
あってもよいかと思います。
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